前回記事では、質素系サイドFIREの我が家の老後のやりくり方法をお伝えしました。
・年金を繰り上げ(60歳)受給する
・iDeCoとつみたてNISAをハシゴしながら取り崩していく
このような方法で人生100年時代を乗り切ろうという作戦です。
我が家は「質素系サイドFIRE」の民なので、資産の余裕はさほどありません(^^;)
この先イレギュラーな事態は色々と起きる可能性はありますが、老後の目処が立っていると気持ちの持ちようが楽になるので、老後のマネープランまでざっくりと考えて、安心材料のひとつとしています。
さて、今日は教育費のお話。
少ない預貯金で日々の生活をやりくりしつつ、老後の隠し玉(iDeCoやNISA)を使ってしまったら、教育費に当てるお金なんてないのでは!?と思われそうですが、こちらに関してもそれなりのプランを立てています。
教育費に関しては、主に手持ち財産+制度利用で賄っていこう計画。
それでは詳細を見ていきましょう。
ジュニアNISAを活用する
現在3歳になる子供には毎月1万円の児童手当が出ています。
(3歳未満までは月15,000円)
0歳→18万円
1歳→18万円
2歳→18万円
合計54万円
今後、義務教育を終えるまでに給付される予定額は144万円。
総額198万円が児童手当として支給される額となります。
子供が生まれてから、学資保険の検討をしていた時期もありましたが、色々考えた末、児童手当をジュニアNISAで運用することに決めました。
リスクはありますが、非課税制度を利用できるうちに少しでも教育費の資産を増やしたいと思ったのがきっかけです。
出産後の慌ただしさと、子供が1歳の時に引越しも重なったため、2歳になってからようやく口座開設。
現在の利益は1万円ほどですが、これから少しずつ増えていくことを期待しています。
ジュニアNISAに関しての詳細はこちらの記事で紹介していますので、興味のある方はご覧ください。
シミュレーション上では、元本から+100万円(約300万まで)増える見込みです。
夫のNISAを活用する
シミュレーション通りジュニアNISAが300万円まで増えたとしても、教育費としてはまだ少し足りないと感じます。
そこで、まだ残っている隠し玉「夫のNISA」を活用します。
夫のNISA口座に関しての記事はこちらをご覧ください↓
今のところ年利3%前後で運用中。
月額2万円の投資で17年運用すると約530万円ほどになる試算です。
ジュニアNISAの300万円と合わせると約830万円。
子供が医大を目指さない限りはなんとかなりそうだという目処が立ちます。
夫NISAは子供に教育費がかかり始める中・高校生あたりから取り崩すことも視野に入れつつ、可能な限りは大学進学資金へと回す予定です。
高等教育の修学支援制度を活用する
では、もしも、将来的に我が家の資産がシミュレーションどおりに増やせず、教育費の資金繰りに困った場合はどうすれば良いのかを考えます。
2020年4月から新しい奨学金の制度が設けられました。
子供の学習意欲がどれくらいあるかにもよりますが、学びたい意欲があるのに我が家に教育費がなかった場合はこの新制度を利用したいと考えています。
経済的理由で学ぶ機会が失われないよう、授業料等の減免や給付型奨学金により、学ぶ意欲のある学生を支援する制度。
・授業料・入学金の免除または減額(授業料等減免)
・給付型奨学金の支給
の2つの支援により、大学や専門学校などで安心して学ぶことができる制度です。
制度利用の対象は住民税非課税世帯かそれに準ずる世帯の学生となっているため、収入が潤沢にある方は利用することができませんが、このような制度があることを知っておくと、いざという時に子供の学びたい意欲を奪わずに済みます。
頭の片隅に留め置いておくことで、子供も親も安心してこれからの未来に備えることができます。
まずは、NISAの運用がうまくいくことを願いつつ、将来の教育費に悲観的にならずに日々の生活をやりくりしていくことに精進します♪